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2024年04月27日
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コンサート第2部提案

2008年09月07日
こんにちは、コントラバスの鈴木です。
この前は私の楽器のことを書いていただいて、ありがとうございました!
楽器を買ってから、WEST WINDに行くのがますます楽しみになりました☆
また来週もよろしくです。

さて、第2部についてですが、個人的な提案があり、書き込ませていただきました。
もうすでに「くるみ割り人形」に決まりそうで、出足が遅くなってしまい申し訳ないのですが...
実行委員のほうからブログに書き込むチャンスをもらったので、一応読んでみてください!
お願いします。


それでは提案を。

♪演目について

ストラヴィンスキー 「兵士の物語」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E5%A3%AB%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E


音楽と、語りがセットになった曲です。
演出によってはバレエをつけたり、劇をつけたりしているところもあります。

物語は、兵士が2週間の休暇を取り、故郷に帰るところから始まります。
道の途中で彼は悪魔と出会います。悪魔は兵士がもつバイオリンを兵士にねだり、
代わりにお金を手に入れる方法が書いてある本をあげるといいます。
兵士は悪魔と取引をし、悪魔と楽しく3日過ごしたのちに故郷に帰りますが、実は3年がたち、
婚約者には夫と子供がいました。
本を読んで彼は大金持ちになりますが、全く幸せではありません。

・・・中略

昔を取り戻したい兵士は悪魔からバイオリンを取り返し、王女にバイオリンを聞かせ、
病気の王女を癒します。そして二人は結婚し、幸せな日々を送ります。
悪魔に国境を越えたらいけない、と言われていましたが、兵士は故郷をなつかしんで、
ついに王女を連れて国境を越えてしまいます。
その瞬間、バイオリンを手にした悪魔が二人の前に現れ、物語は終わります。

以上つたない説明でこの物語の魅力が伝わりきったか自信がないのですが、
とにかく、最後まで兵士が幸せになれるのか、それとも悪魔が勝つのか、
全く分からず、はらはらする面白い展開です。


楽器の編成は

バイオリン
クラリネット
ファゴット
コルネット
トロンボーン
コントラバス
パーカッション

です。

♪動画
英語ですが、雰囲気は分かると思います。
インタビューの後、11分ころから曲が始まります。
この演奏会では1時間くらいかかっていますが、短くして演奏したいです。

http://jp.youtube.com/watch?v=O_4RCxLm17M&feature=related


♪この曲をするにあたり考えること

・第2部は人数が少なくてできる曲をしようというコンセプトで毎年行ってきたので、
 良い人数では。

・第2部ではこれまでも様々な演出を試みてきました。語りがついていたり、劇や映像と
組み合わせることも十分可能な曲で、演出の工夫ができます。

・バイオリンをどうするか。ゲストを頼むか、ソプラノサックスでするか。
 (本当は著作権の関係で編成を変えない方がよいらしいですがよくわかりません。)

・語りは日本語のバージョンがあります。(われらがコンダクターは指揮より語りをやりたいと言っていたことが
ありました)

・長さの調整が必要です。


ちなみに私は日本語でアマチュアの方が上演したのを見たのですが、本当に面白かったです。
曲に乗せながら語りを入れるところや、物語が強烈に印象に残りました。


以上、長々と読んでいただきありがとうございました。


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