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2024年04月26日
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てぃんさぐぬ花。

2010年07月26日
こんばんは。クラリネットのうちだです。
大練習会お疲れ様でした。

さて、今回の合奏で少し話題になりましたが、『うちなーのてぃだ』のメロディーは沖縄民謡『てぃんさぐぬ花』をアレンジしたメロディーです。

その『てぃんさぐぬ花』とは一体・・・

気になって気になってなんとなく眠れないので、繋ぎ難いインターネットを駆使?して調べてみました。

まずは沖縄民謡『てぃんさぐぬ花』の歌詞と意味を・・・

1、てぃんさぐぬ花や 

爪先(ちみざち)に染(す)みてぃ  

親(うや)ぬゆし事(ぐとぅ)や 

 

 

肝(ちむ)に染みり

『鳳仙花の花は指先に染めなさい。
親の言うことは、心に染めなさい。』


2、
天ぬぶり星(ぶし)や

ゆみばゆまりゆい

親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や

ゆみやならん

『天の群れ星は数え切れるけれど、
親の言うことは数え切れない。』




3、夜はらす舟(ふに)や

にぬふぁ星(ぶし)見(み)あてぃ

我(わん)なちぇる親や

我(わん)どぅみあてぃ ぬ覚めて

『夜、沖を出る船は北極星を目当てに、
私を生んでくれた親は(子である)私が目当て。』



4、宝玉(たからだま)やてぃん 

みがかにばさびす  

朝夕肝(あさゆちむ)みがち

浮世(うちゆ)渡ら

『宝石も磨かなくては錆びてしまう
朝晩心を磨いて生きていこう。』




5、誠する人や

後や何時までん

思む事ん叶て

千代ぬ栄い

『誠実な人は、後はいつまでも
思いが叶って幸せである。』



6、なしば何事ん

なゆる事やしが

なさぬ故からど

ならぬ定み

『なせば何事も成るけれど、
なさぬ故に成らないのだ。』


『てぃんさぐぬ花』とは『ホウセンカ』のことです。
沖縄では昔から女子はホウセンカの花を潰してその汁をマニュキュアのように爪先に塗って遊んでいたようです。そしてそのてぃんさぐぬ花は魔よけの意味があって、ホウセンカの赤い色は悪魔の目を潰す魔よけになると考えて、女子たちの身を守る術としての風習があるようです。

そして、歌詞を見るとかなりの教訓唄ですね。

親の言うことを心に刻み生きなさい、親を大切にしなさい、心は清く誠実にあれ・・・・・的な。

そんな歌詞と課題曲『うちなーのてぃだ』のイメージとはたぶん全くを持って関係ないのでしょうけど、こういう伝統もあるんだ、ふ~ん。的に思って沖縄を知った気になりましょう(笑)





あ、ほら、沖縄が見えてきた!!
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Comment
No title
綾ちゃんナイス!!
ホウセンカねね・・・.懐かしい.
昔学校でよく見かけたな.

教訓も何か,親との言葉があって,いいですよね.
家族のつながりっていいもんだしね.

青い空!!青い海!!
僕にも沖縄見えます!!


最近,緑が丘のプールに頻繁に行ってます.
いつか行く沖縄のための,泳ぎの練習です.
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